森にさす光の中で
13歳の夏、ぼくは新しい自分を見つけた
生粋の都会っ子である13歳の少年、リバー・マクリーンは楽しかるべき夏休みの5日間を、ブリティッシュコロンビア沿岸のグレートベアー温帯雨林で過ごす羽目になった。
グリズリーと恐怖の遭遇に始まり、群れなすサケ、貧相なオオカミ、間抜けなヘラジカ、生意気なビーバー、直下飛行するカモメ、カナダ西海岸のみに生息する神秘の精霊グマ―これは地球で最も美しい野生動物生息地の一つと称される地帯を巡る冒険物語である。
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【著者紹介】
ジョン・クロフォード（John Crawford）
今でもはっきり憶えていますが、中学校の担任教師が、世界の各地を旅してまわった話をしてくださったことがあります。十三歳だった僕は、自分もこの地球という素晴らしい惑星をできる限りすみずみまでこの目で見たい、と思いました。
僕はこれまでにソーシャルワーカー、政府代表者、教育者、国際コンサルタントなど、種々の職業に携わってきましたが、そこでの体験が最高の物語を僕に書かせてくれたのです。どうぞ僕の本で、冒険旅行を一緒に楽しんでください。
